地球っ子クラブ2000

活動記録(14)

                                    ●下の日にちをクリックすると、移動します

                                          2013年5月11日  「ありがとう」の気持ち

                                          2013年5月25日  「ありの行列」

                                          2013年6月 8日   みんなで力を合わせて

                                          2013年6月22日   しずかに音を聴こう! & 音を作ろう

                                          2013年7月13日   防災センターに行こう! (その1)

                                          2013年7月27日   防災センターに行こう! (その2)

                                          2013年8月 3日   防災センターに行こう! (その3)

                                          2013年8月23日   アイスクリームを作ろう
         
                                          2013年9月14日   お月さま

                                          2013年9月28日   森からのおくりもの




























2013年9月28日     森からのおくりもの


今日はNPO法人ECOECOのお二人を講師にお迎えして、「森や木」についての学習です。

これをきっかけに、さいたま市の民家園で定期的に開いている自然塾に親子で参加するようになったらいいな〜。その一歩としての講座です。

 

まず、森からの贈り物(木)を使って、名札を作っておきました。その間にお母さん達はお勉強です。

    

          

 

それから、お客様もいっしょに自己紹介「○○さんのとなりの△△です」

スタートになりたい人はだれかな?

 

さて、本番。今日の講師のお二人です。

木の実や、タネをたくさん持ってきてくれました。

まるで森のお店が開いたみたいです。木を輪切りにしたものもあります。何に使うのかな?

 

 

 

 

ちょっと難しいお話もありました。

 

「植物はお母さんのそばにいては大きくなれないので、できるだけ遠くに行きます」

「動けないタネはどうやって遠くに行くのでしょう?」

 

風がふくとクルクル回って落ちるタネ、くっつくタネ、おいしいタネ、水に浮かぶタネ……

  

理科が好きなCくんとSくんは難しい質問にも、自分で考えて積極的に手を挙げていました。

ゲストも大人もびっくりするくらい真剣でしたよ。

 

それからブンブンごまの作り方。重心の取り方の説明もありました。

早く作りたいけど、みんなよ〜く聞いていましたよ。

   

 

では、作りましょう!

今日は木の実のバイキング。お皿に好きな木の実をたくさん取ってテーブルに持っていきます。

持っていったけれど使い切れなかった材料は…どうする??

あとでもとの箱にもどしてください。よく似ているから、まちがえないようにね。

(これがとってもいい。ほんとによ〜く見ないと、元にもどせませんから)

    

 

メモホールダーコーナー                                                    

    



ブンブンごまコーナー                                         


    

 

 

 

最後にみんなで「おそうじ!おそうじ!」

これもみんなでやればとっても楽しい。「次はわたし!」と順番待ちでした。

 

みんなのすばらしい作品「メモホールダー」をごらんください。

                     

                         




本物の力はすごい!「森からのおくりもの」に触れて、森や木や、植物への興味がふくらんだ一日でした。

 




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2013年9月14日  お月さま

七里・植竹どちらの教室でも「月」に関することをテーマに活動をしました。

まずは勉強の時間から。

 

七里の勉強の時間は3つに分かれて。            

@ 学校の手紙を読むお母さんグループ

A 工作をする子どもグループ    

B  宿題をする子どもグループ        

    

 

もうすぐ運動会のあるIちゃんとAちゃんは、運動会の話題でもちきり。

リレーの選手になったIちゃんと、応援団になったAちゃん。

応援団の衣装を着て宿題も頑張りました。

 

工作グループは、くるくる回し絵を作りました。

表・裏に絵を書いて、割りばしを付けます。

それをくるくる回すと、2つの絵が一つの絵に見えるんです。

  

 

残念ながら回っている様子は写真には取れませんでしたが、

とってもおもしろい作品がたくさんできました。

 

回った時の絵の場所を考えて、表裏の絵を書かなければ、うまく一つの絵にはなりません。

うさぎの絵を表裏に書いても、書く場所を考えなければ2匹のうさぎにはみえないのです。

 

植竹でもこのくるくる回し絵をつくりました。

    

 

絵を書く場所で                              

「イスに座った人にしたかったのに、これじゃあイスから落ちそうな人だよ」

とか、                                   

「あ〜韓国語で『ハングル』って書きたかったのに、これじゃ『ハルグン』だ」

とか、みんな試行錯誤です。                         

 

なんで失敗だったのか、

どうしたらうまくいくのか、

作っている最中に大人が教えてあげるのは簡単ですが

失敗するとわかっていてもここはあえて我慢。

どうしたらいいか考えてみる。

いい物・完成品を作るのではなく、その試行錯誤の過程を大事にしたいと改めて思います。

 

そこから、こんなくるくる回し絵を。

   

 

月には何が住んでいるかな?

みんなの国では何が住んでいるって言われてる?と聞くと

中国・韓国では日本と同じ「ウサギ」

ベトナムでは「葉っぱの上に女の子」という答えが。

国によって月が見える角度も違うから、何に見えるかも違うようです。

 

みんなは最近、月を見たかな?月はどんな形だった?

黒板に書いてみよう。

 

細い三日月や、半分の月、満月。

今日はどんな月かな?

 

そこで『月のみはりばん』という絵本を読んでもらいました。

ススキも準備して、雰囲気づくりはばっちりです。

 

とってもかわいい絵本で、月が満ち欠けしていく様子がおもしろく描かれています。

919日は満月。

まんまるお月さま、見られるかな。

 

そのあと七里では、自分が読みたい絵本や本を選んで過ごしました。

月やお月見に関する絵本・図鑑・本がいっぱい。

お母さんも子どもたちも、思い思いの本を選び、話し、自由に過ごしました。

   

 

植竹では、韓国のトッポギ作りを教えてもらえることに。

3つの味「子どもの味」「大人の味」「子どもっぽい大人の味?大人っぽい子どもの味」を作りました。

どれもとってもおいしくて、みんな、たくさん食べました。

   

  

 

レシピも作ってくれましたよ。

そのレシピはこちらから見て下さい!

 

最後、二人にみんなからのありがとう!のメッセージ書き。

   

 

教えてくれたUさん、Cくんありがとう。

 

 

帰り際、時間が少し遅くなって月が見えていました。

「あ!月だ〜」

絵本の世界や、活動で知ったことから

月に馳せる思いや見方がちょっと変わった一日でした。









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2013年8月23日   アイスクリームを作ろう


暑い夏。今日も暑い一日です。         

今日は何度あるんだろう?みんなの体はだいたい何度?

 

今日は“温度”に注目です。

 

こんな暑い日はアイスクリームが食べたいね。

みんなで作っちゃおう!

恒例の冷凍庫を使わないアイスクリーム作りだよ。

 

まずはジュースでシャーベット作りから。

いろんな温度をはかっていくよ。

みんなの体温は何℃? プールに入る時、熱を測ったよね?

 「36℃!」

「え〜わかんない。ママ何℃?」「36.9℃だよ」

 

今日、外は何℃かな? 外に測りに行こう!

 「わ!下の方にしたら、温度が上がってきた」

    

 

部屋の中は何℃?

 「冷房のところは涼しい!」

 

じゃあ、ぶどうジュースは何度かな?

氷は何度?

  

みんな温度計とにらめっこ。温度を読むのがスムーズになってきました。

 

そこに塩を入れると何度になるかな?

 「うわ〜!どんどん下がってる!」

 「ゼロより下だよ。」

氷に塩を入れると、マイナスになるね。マイナス何℃かな?

 

 

小さなボウルの中にはジュースが入っています。その周りには塩と氷。

このジュースをよく、かきまぜるよ〜。

A君も一生懸命、「♪まぜまぜ〜まぜまぜ〜♪」と歌いながら、まぜてくれました。

    

 

するとどうでしょう。

 「わ!ボウルの周りが白い!冷たい!」

 

だんだん冷たくなって、シャーベットができあがりました。

氷に塩を入れると「マイナス」になって冷た〜くなるんだね。

とってもおいしいシャーベットだったみたい。あっという間になくなりました。

  

 

「家でもやってみたい!」とAさん。

果汁100%と50%では、50%のほうが甘くできるみたい。

 

 

今度はアイスクリームをみんなで作ってみよう。

@ まずは材料を測ってください。                       

牛乳200CC、卵の黄身1個、砂糖30g、バニラエッセンス少々。

 

はかりを見て、数字を一緒に言いながら…

「もっと、もっと」

「もうちょっと」

                

             

A これを混ぜて、小さい袋に入れます。                    

B 大きい袋には、氷と塩。その中に小さい袋も入れるよ。            

C これをタオルでぐるぐる巻きにして、よ〜く振ります。            

    

 

みんなで1から10まで数えながら振ったり、名前を呼び合って投げたりして15分。

                

                  

 

すると…

おいしいアイスクリームが完成!

みんなで協力して作ることができました。とってもおいしくできましたよ。

    

  


塩って不思議だね〜。

この「わ!びっくり!」という気持ちから、

考える力や、いろいろな興味・関心につながっていくようです。

 

「おいしい」「あまい」「もっと、もっと」…何回も出てくる言葉はやっぱり覚えやすい。

これは子どもだけではなく、大人にとっても同じですよね。

 

一緒にアイスクリームをつくることで

日本語の勉強もしながら

みんなの距離がぐっと近くなった一日でした。

 

アイスクリームをつくるために流す汗も

たまにはいいかもしれません。







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2013年8月3日  防災センターに行こう! (その3)



七里教室では、久しぶりのAちゃん一人の参加でした。

まずは宿題をしましたよ。

頑張っただけあって

「ゴーヤの観察」と、「新聞を読もう」という宿題が終わりました。

 

勉強が終わった後は「遊びたい〜」ということで、

うちわに卓球玉を、本にソフトボールをのせ、リレーをしました。

ボールを落とさないように競争です。

 

そしてドッヂボール。

ソフトボールだから当たっても痛くない!

久しぶりに「わーわー」「キャーキャー」言って楽しみました。

 

いつもは習い事があって参加できないAちゃん。

しばらくお休みしていても、

来られる時に、宿題などで助けが必要な時に、来られる場があるって大事だなと改めて実感。

 

 

植竹教室では、まずは勉強の時間から。3つのチームに分かれました。

前回行った防災センター見学のまとめチーム。

夏休みの宿題チーム。

数遊び・漢字遊びチーム。

 

防災センター見学のまとめでは

何を書くべきか話し合って、まとめていきます。

  


    

夏休みの宿題チームでは、夏休みの出来事を話し、それをどうやって作文に書くかを話し合いました。

 

数遊び・漢字遊びチームでは

一人1つ好きな数字を出し、+−×÷を使って24になるような式を考えます。

漢字は真ん中に何が入るか考える問題作りです。

    

 

勉強の時間が終わったら、全員で防災のまとめをしました。


角丸四角形吹き出し: 地震や火事が起こったら避難袋を持って逃げるけど、
何を持って行けばいい?袋には何を入れておく?

  

  

グループに分かれて考えましたよ。

  

 

Aグループは…食料(カップ麺)、電池、水、お金、3DS               

Bグループは…ゲーム(3DS)、水、食料(カップラーメン・チョコレート)、     

 ビニル袋、お金、新聞紙、保冷剤                   

Cグループは…キャンディー、水筒、水、ごはん、ぼんそうこう、ビスケット、お金、薬 

 

 

それぞれのグループで考えたものは、何で必要かと思うのか、理由も聞きました。

 

さすがゲーム世代!

ゲームは欠かせないのですね。

でも、みんなでできるトランプは

充電もいらないし、気が滅入りそうになる時に、気分転換にいいそうです。

 

そして、実際に避難生活をした人の意見が出ているHPから

あったら便利なものをピックアップし、みんなに伝えました。

 

懐中電灯、ラジオ、電池、バンドエイド、包帯、ラップ、ウエットティッシュ、マスク、笛、新聞紙などなど。


                                      http://www.chiikeys.jp/kikaku/special/0611/benri/benri1.html参照)

 

なるほど〜。

みんな一つずつ納得していました。

今日帰ったら、それぞれの家で必要なものをそろえられるといいね。

角丸四角形吹き出し: 地震があった時、家族と、どこで待ち合わせる?
どこで集合する?

家族で待ち合わせ場所を決めておくことも大切です。

親子、家族と考える時間を持ちました。

 

そしてみんなの意見からも出た食料について。

「乾パン」はよく聞くけど、食べたことあるかな?今日は食べてみよう!

    

 

賞味期限について話したり、6年前の乾パンと比べたり。

乾パンを食べながら、避難の「はひふへほ」について、

また、「みんなは避難袋を用意しているの?」

「携帯で地震の警報がなったら、どうすればいいの?」と質問など、防災について話しました。

 

災害時の「はひふへほ」。

「はひふへほ」が大事って覚えていたんだけど、何だったかな〜ということで

みんなで考えました。

 

「は」:はきもの                

「ひ」:火?(マッチとかライター?)      

「ふ」:笛                   

「へ」:ヘルメット               

「ほ」:保存食                 

 

実際、インターネットで検索してみると、ちょっと違うものもありましたが

だいたい当たっていましたよ。

 

「は」=はきもの。何かを踏んでけがをしないように。   

「ひ」=ひかり。懐中電灯や照明。            

「ふ」=笛。自分の存在を伝えるもの。          

「へ」=ヘルメット。                  

「ほ」=放送。ラジオなど。               

 

一度、みんなで考えておくと、忘れにくくていいですね。

家族や親子で話し合い、防災意識が一段と高まった一日でした。

 

★★最後に問題★★

この二つの乾パン、何が違うかわかりますか?

  





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2013年7月27日   防災センターに行こう! (その2)


前回の活動で、災害に対するクイズやスリッパ作りをしましたが

今日はみんなでさいたま市にある防災センターへ見学に行ってきました。

 

公民館を離れ、駅で待ち合わせし、みんなでバスに乗っていきました。

わくわく、ドキドキのみんな。

     

 

今日、お世話になる「さいたま市防災センター」です。

防災センターでは、煙体験や地震体験などいろいろな体験ができます。

     

 

まずは、「防災映像シアター」で火事についてのアニメのビデオを見ました。

「あ〜、あれ絶対、火事になるよね」など、

大人も子どもも、みんな食い入るようにビデオを見ていました。

 

次は、地震体験です。

東日本大震災の時、さいたま市は震度5だったのですが、

今日は震度5から震度7を体験しました。

    

座ってから立とうと思っても、震度7では立てない!

地震体験で、揺れが来るとわかっていても行動できないのですから

前触れもなく地震が来たら本当に怖いね…とみんなで話しました。

 

そして煙体験。

火事になって煙が充満した部屋を逃げるとき、どうするか注意を聞きます。



                        @ハンカチなどで口をおおう。

                        A
煙は上にいくので、しゃがんで歩く。

                        B
手で壁を触りながら道を確認する。

                        C
エレベーターなどは使わない。

 

説明の後、実際に煙の部屋に入ります。

中は煙で真っ白。何も見えず、あかないドアもあって、ちょっと怖くなりました。

    

 

                      「お」さない

                      「か」けない

                               「し」ゃべらない

                      「も」どらない

                               「ち」かよらない


「おかしもち」の中でも「しゃべらない」は守れなかった…とAちゃん。

知識として知っているのと、実際に体験するのでは違うよね。

 

その後、消火器の使い方(消火体験)もしました。

     


      


ピンを抜いて、ホースを構え、ハンドルを握って、映像の火を消すものです。

「成功」「失敗」など出てきて、みんな一生懸命、消火活動に取り組んでいました。

 

お母さんたちは「家にはあるけど、使ったことがないから…」と、

練習であってもやってみることができてよかったようです。

楽しみながらも、みんな真剣にセンターの方の説明を聞き入っていました。

 

 

最後にはみんなで消防士さんの服を借りて記念写真。

      

 

20年日本に住んでいて、こういうところは初めて来ました。来てよかった」

「体験と言ってもドキドキして、本当の火事だったらどうしよう」

「東日本大震災の時は娘1人が日本にいたけど、あのぐらい大きい揺れだったんだ」とか、

みな、思うところがあったようです。

 

センターの方も、

「はじめは外国の方でどうしよう、日本語しかできないけど…など心配もあったが、

たくさんの方に来てもらえてよかった」とおっしゃっていました。

 

何もないのが一番いいですが、いざという時のために

家族でこのような体験をしておくのは大切ですね。

 

 

最後はみんなで記記念にパチリ。

防災センターのみなさん、今日はありがとうございました!




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2013年7月13日   防災センターへ行こう! (その1)


次回は防災センターに行くので、その前に防災についてみんなで考えてみました。

まずは 質問 「何がこわい?」

「つなみ」「地震」・・・自分の国にはないから、という意見もありました。

「おばけ」「お母さん」・・・これは災害ではないけれど、、、 

では、では

そこで、災害のときはどうする?をクイズにしてみました!何問できるかな?

火事を見た時はどこに電話する?

消防署だよね!!

110?・・・これは警察だよね〜   119?・・・これって救急車じゃない?

大雨で浸水したとき、どっちが便利?

  理由を一生懸命みんなに伝えるY君

長靴?・・・・うん、便利。でも水の量は?中に水が入ってこないかなあ?

杖?・・・それはいらない?でも、地面の段差や穴を調べられるかも?

夏に避難する時の服装は?

動きやすい半袖の軽装?・・・夜寒い?肌が出てると危ないかな?

長袖長ズボン?・・・でも着替えるのに時間がかかる?避難バッグに入れておくといい?

  

相談してよく考えて・・・正解すると「やったー!!」

正解するとカラフルな糸のブレスレット!たくさん正解してかわいくなりました。


ガラスが地面にバラバラに散らばっていたり、靴が水浸しになったりすることもあるよね。

そうだ!そんな時には・・・スリッパが便利。

新聞で作ってみました! 


  

   簡単にできたけど・・・歩きにくい。

でも、本当に何もないときはこれでも便利なのかな〜と考えるきっかけになったかな。

振り返りシートでは、今日わかったこと、もっと知りたいことを書きました。 

    

・不審者がいたら「イカのおすし」(いかない、のらない、大声、すぐにげる、しらせる)

・避難のときは「おかしもち」(おさない、かけない、しゃべらない、もどらない、近づかない)

 

「防災センターでまた新しい発見ができるといいですね」

「最後にはやさしい音楽で心安らぐひとときでした。。。」

 C君とUさん(韓国)のオカリナも。

 

 

スタッフの感想

災害の時には、情報が少なかったり日本語がわかりにくかったり、不安も多いです。

「火事」や「地震」という言葉を覚えることも大切ですが、

日本人がやさしい日本語を使って伝えることも重要だなあと感じました。

 



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2013年6月22日   しずかに音を聴こう! & 音を作ろう


いつも元気な地球っ子、たまには静かに目を閉じて、音に耳を澄ませてみるのもいいな。

音を聴いた後は、笛作り(ストロー&イタドリ)。

初めは吹けなかったけど、みんなで教え合いながら工夫したらちゃんとできるようになりました。

 

作った笛で

歌にしたり、リズムで自分の名前や、にほんごを表現してみたり。

できた音はおもしろい。

 

 

<序>サウンドスケッチ(Nanasato

お口を閉じて耳をすませてごらん〜  ほら、何か聞こえてきましたか?
すると、いつもは気がかない音が、あっちの方からこっちの方から聞こえてきました。

 

じゃあ、その音を紙に書いていきましょう。

いつも、紙に絵を描くのをスケッチっていうね。今日は音のスケッチをしましょう。



紙の中心=まんなかに×を描いてね。

そこが自分のいるところ。音はどっちの方から聞こえてきますか?
どんな音?

右前?左後ろ?????

 

「こんな音が聞こえてきました」スケッチした紙を、みんなで見せ合いっこ。

 

さらさら トントントントン シャーッ ぺちゃくちゃ

 

聞こえたそのままの音だったり、よく聞くオノマトペだったり

 

 

<序>レインスティック(Uetake

輪になって目を閉じて、

さて、この音は何の音?何の音に聞こえますか?



水の音だ。風の音かな〜  川が流れるような音〜 

 

空で星がきらきら ☆ ☆ しているような音〜  う〜ん、ステキだね☆

 

サボテンでできている民族楽器を使いました。きれいな音で、みんな興味津々でした。

 

今度は自分たちで音を作ってみよう!

1)ストロー笛

どんな音が出ると思う?

 

(注)新聞紙の上で切って下さいね。ストローの細かいくずが落ちるととっても危ないよ。

はさみとナイフ、気をつけて使ってね。

    (Nanasato)

高い音と低い音があったね。短いからだよ!穴をあけても高い音になった!

では、音を出しましょう。自分の名前を言ってね。私はU・・・だから「ぴ・ぴ・ぴ・ぴ」

順番に、自己紹介ができました。

    (Uetake)

2)イタドリの笛

 

これは、なんだと思う?



けさ、芝川の近くでとってきた草(大きいけど草です)。名前はイタドリっていいます。

これで笛が作れるかな?

 

穴があいてるからできる!そうだね〜くだがあればできるかな?やってみよう。



でも、できない〜〜〜〜〜

 

ストローの笛がうまく鳴ったのはどうしてだった?

じゃあ、ふるえるものをつければいいね。

ただいま作業中   それぞれ工夫して〜〜〜

  (Nanasato)


  

(Uetake)

鳴った!つぎつぎ出てきた音が カエルの声みたい!

ということで       

3)みんなでいっしょに  (Nanasato

 

Uetakeでは  いろんな音の博物館あそび

 

持ってきたいろんな音の出るもの。それ、どうやって音を出す?

音の出し方でグループに分かれました。

  Uetake

「こすって出す音」          「吹いて出す音」     

 

「たたいて出す音」「ふって出す音」の写真がないのが残念

 

 

グループごとに、下のことばをリズムで表し、何を言ったか別のグループに当ててもらいました。

リズムのルールは:伸ばすところは二拍、「小さいつ」のところは一拍お休み。

けっこう難しかったよ!

 

「韓国語だと<うん>は一拍」「にほんごだと二拍だね」

 

4)最後は書く時間

今日聴いた音で好きな音は?

 

 


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2013年6月8日   みんなで力を合わせて

今日のテーマは、「みんなで力を合わせて」。

 

まずは、じゃんけん列車。

じゃんけんをして、負けた人は勝った人の後ろにつながって列車になります。

そして、列車の先頭同士がじゃんけんをし、負けたら後ろにつながる…というゲームです。

 

「じゃんけんぽん!」         「勝った〜」「負けた…」

   

 

あっという間に一つの輪ができました。

 

じゃあ、今度は中国語でじゃんけんをしますよ。

中国語のじゃんけんは何て言うのかな?

中国のお母さんに教えてもらい、みんなで練習。

今度は中国語でじゃんけんだよ。

「ジエンダオ シートウ ブー」これでもみんなで輪になりました。

 

じゃあ、次は韓国語でじゃんけん!

ホワイトバードに韓国語のじゃんけんと、読み方を書いてくれました。

「ガウィ バウィ ボ」

     

 

輪になったところで座って自己紹介。

今日は16人もいたんだけど、Aちゃんはみんなの名前がちゃんと言えたね。

 

次に人間知恵の輪をします。その前にちょっと練習。

まず立って、動くヒモをまたいでください。ヒモはだんだん高くなるよ。

今度は、ヒモをくぐってください。ヒモはだんだん低くなる。

 

そのあとはまたじゃんけんゲームで輪に。

みんな左手を真ん中に出してスタンバイ。

 

じゃんけんで一番勝った人が

右手で、お隣以外の出ている左手を握ります。

握られた人は、右手を出してまた違う人の左手を握ります。

 

そうすると…

   

こんなにこんがらがっちゃいます。

 

これをみんな、手を離さないで一つの輪に戻すよ。

「え〜できるのかな」

「○○ちゃん、この下をくぐって

「△△、この手の上をまたいで

「え、こっちに来たほうがいいんじゃない?」

 

みんな動きながら、考えながら自分の意見を言います。

ほどこうと一生懸命。
     

途中ダメかなと思っても、最後にはスルスルスルっと一つの輪に!

「やったー!」   みんな感動です。

 

そして3つのグループに分かれて伝言ゲームをしました。

「先頭の人だけ、来てください」

 

「バナナ」と伝え、それを他の人に聞こえないように伝えてもらうことに。

「バナナ」は簡単だったみたい。

3つのグループとも、大正解。

 

じゃあ、次はもう少し難しくするよ。

「りんごを3つ、みかんを4つ買いました」

    

 

するとどうでしょう。

正解したグループもあれば、

「りんご、みかん、3つ」のグループもあれば

「レンコン見た。帰りました」というグループも。なんでそうなるの〜?

 

伝えるってなかなか難しいね。

7時に起きて、8時に出発しました」

これは正解のグループもありましたが

7に出発して、8時に帰りました」というグループも。

 

今度は中国語で挑戦!

「苹果五个(りんご5個):ピングォ ウガ」

   すごく上手に発音できたグループもあれば、「ピンゴガ」のグループも。でも近いね。

韓国語では

スバキ マシッソヨ(すいか、おいしい)」

   スーパーイモースポヨ? スーパーギー モシッソヨ? スパイ マシッショ?

 

アラビア語では

「エンティ アモーラ(あなた、かわいい)」

   デンティ アシトヨ? エンキアモーラ?

 

みんなわいわい、がやがや。

笑しながらにぎやかにできました。

 

最後に、今日の感想や、今度みんなで一緒にやりたいことを紙に書きました。

     

少し、ご紹介。



いいね〜。楽しそうだね。

みんなでやれる日が楽しみです。

 

おしまいに、韓国語で絵本の読み聞かせをしてくれました。

日本語に訳すと、『泣き虫の雲の赤ちゃん』という絵本です。

    

 

聞いていたみんなは韓国語がわかりませんが、

韓国語でのお話に耳を澄まして聞き入っていました。

絵やことばの調子でお話が伝わってくるようでした。

 

最後にみんなの国のことばで「さようなら」の挨拶をして終わりです。

 

 

知恵の輪では全員で手をつなぎ、一つの輪になるために工夫したり、

伝言ゲームでは「日本人の発音で言いますね」と相手に分かりやすく伝えたり

仲間を意識して、協力ができました。

みんなで協力すれば、どんなことでもできそうだね。

地球っ子のチームワークがはかれた一日でした。







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2013年5月25日   「ありの行列」



                                                  

さわやかな季節になり、ありを目にする機会も多くなってきました。

 

3年生の国語の教科書に「ありの行列」という読み物があります。

地球っ子の子どもたちも3年生がたくさん。

そこで今日はみんなで「あり」を観察することにしました。

どんなことがわかるのかな?

 

あらかじめ用意した食べ物の中から、ありの好物をみんなで予測します。





「この中で、ありが一番好きなものは何かな?ベスト3を考えよう!」

「どうしてそれが好きだと思った?」

 

思い思いに予測して、観察シートに書いていきます。

     



何が人気あるかな?

 多かった意見はやっぱり、砂糖、ジャム、飴、バナナ。

干しエビ、マヨネーズ、チーズという意見もちらほら。

 

なんでそう思ったのか、みんなの考えを聞きましたよ。

「甘いから!」

「においがすごいから」

「アリエッティ(小人)が砂糖を運ばなかったとき、ありが砂糖を運んでたから」

  

 

では、観察に出発!

まずはありとありの巣を見つけましょう。

ありはいるかな? 

ありの巣はどこにあるかな?

 

小さいありも、大きいありもいました。

しばらく、ありの様子を観察してから実験開始です。

何が一番、人気があるんだろうね。

                     

           

    

  
「わぁ!ありのジャングルだ!」

「あ、ありが干しエビを運んでるよ」

「あ、穴に落ちそう!あ〜!!」

「ほっ。大丈夫だった」

 みんなありの様子に一喜一憂。がんばれ、がんばれ。

 

「中国語でありってなんて言うか知ってる?」

  アリの様子を見ながらいろんな話をしました。

 

 

部屋に帰ってきてから、

観察でわかったことを観察シートに書いていきます。

 

「あんこが人気。干しエビも人気。違い:あんこはそのまま食べて、干しエビは運んで行った」

「あんこやエビが人気でした。干しエビはちぎると(ありが運ぶのに)いいです」

「大きいありは、おおきいものをはこんだ」

「大きいありはあんこ、小さいありは砂糖を運んだ。干しエビも好きだった。みみずも運んだよ。

 ありが大きいありをはこんでた。」

 

 

最後は絵本を一緒に見ました。

たむらしげる『ありとすいか』。大型絵本にみんな釘づけでした。

    

 

 

ありは、どうやって食べ物の場所がわかるんだろう。

みんなは観察中、「しーっ」って言ってたけど、

ありは、みんなの声が聞こえるのかな。

仲間の声は聞こえるのかな?

 

きっと国語の教科書にありの秘密は書いてあるよ。

アリの観察をしたことで、

教室の「知ってる」「わかる」の足場かけになったかな。

 

子どもたちへの「種まき」を

これからもいっぱいしていきたいです。

 





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2013年5月11日  「ありがとう」の気持ち

「今日は何月何日?」と聞くと、

「母の日〜!」という答え。

え?何月何日って聞いたんだよ?


でも、子どもたちにとって512日は「母の日」だということは知っていたようです。


「母」って書けるかな?

漢字で書いてみよう!ということで、ペンをだし、それぞれ書くことに。

「あ、このペン、ブドウのにおいがするよ」

「ブドウの日があったらいいのにね」


「じゃあ、母の日が書けたら、その下に、何の日があったらうれしいか考えて書いてください」

     

書きあがったみんなからの「こんな日があったらいいな」を読み上げて、

「これは誰が書いたでしょう?」とクイズにしました。 


「何をしてもいい日。寝坊の日。好きなものだけ食べる日。これ誰が書いたでしょう?」

みんなメンバーの顔を見回し、元気よく挙手。

すぐに当てることができたり、全然当たらなかったり。


「あったらいいな。」他にもこんな日が出ましたよ。

円形吹き出し: いちごの日。バナナの日。
アイスの日。妖精の日。ちょうちょの日。
お菓子がただの日。
ろうそくの日。
にこにこの日。
12の日。1234567の日。
クレヨンの日。くだものの日。お尻の日。カレーの日。お花の日。時計の日。ゴムの日。人の日…

でも、やっぱり今度の日曜日は「母の日」。

まず、こんな絵本を読んでもらいました。

谷口國博(文)・村上康成(絵)『うちのおかあさん』

みんなのお母さんは、どんなお母さんかな。

   

それから、お母さんにカードを書くことにしました。

今日のカードは、ちょっと立体的なカードです。

カードに切り込みを入れて、内側に折り返すと、飛び出すような仕掛けになっています。

みんな試行錯誤しながら、カード作りに取り組みました。

「ここをこうすると、こうなるから…」

「おお!こんなの初めて見た!」      

「ここをこうすればいいのかな〜」       

「なかなか難しい…」                

   


最後に、どんなカードができたか、どんな工夫をしたか、どこが難しかったかなど

みんなに見せながら発表しました。

  

ドキドキがたくさん詰まっているハートのカードや、

絵本のような何枚も重なっているカード、

日本語と自分の国のことばで書かれたカード。

たくさんのカードができました。

みんなの「ありがとう」の気持ちがママに伝わるといいね。






最後に、絵本を読んでもらって終わりです。

長野ヒデ子『おかあさんが おかあさんになった日』 

この絵本は子どもたちより、お母さんたちがジーンときていたようです。

中にはこんなカードもありましたよ。

「ねえ、Uさんのお母さんは何歳?」

「もういないんだよ。死んじゃったの」

「え、地獄に行ったの?」

「…(笑)。地獄じゃないよ、天国だよ」

そこから地獄の話になり、

地獄の話からインスピレーションを受け、できたカードだそうです。 

命のバトンを受け継いでいることも、子どもたちには伝わったかな。 

子どもも大人も、お母さんに「ありがとう」と思える日でした。

その気持ちを伝えられるといいですね。






<<<<<おまけ>>>>>

顔カードで歌う「幸せなら手をたたこう」

 






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